日本電計 2013年3月期 売上高5.3%増 純利益2.5%増

日本電計（9908・ジャスダック）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が5.3%、純利益が2.5%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が0.6%増となる一方、純利益は16.0%減を予想している。

日本電計は5月13日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.3%増の715億円となり、前の期より36億1300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は17.3%増の19億8100万円だった。営業利益率は2.8%となり、前の期の2.5%から0.3ポイント上昇した。経常利益は39.5%増の23億5000万円、純利益は2.5%増の14億2900万円だった。自己資本利益率（ROE）は17%と、前の期の19.7%より2.7ポイント下落。1株当たり純利益（EPS）は182円06銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.6%増の720億円と、4億1200万円の増収を見込む一方、営業利益は14.2%減の17億円、経常利益は27.7%減の17億円の減益となる見通し。EPSは152円88銭を予想している。