新日本科学 2013年3月期 売上高12.3%増 最終赤字11億5200万円

新日本科学（2395・東証1部）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は11億5200万円となり、前の期の33億400万円の赤字からは損失幅が縮小した。あわせて2014年3月期は9億5000万円の最終赤字となる見通しを明らかにした。

新日本科学は5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は11億5200万円の赤字だった。前の期の33億400万の赤字からは損失幅が21億5100万円縮小した。売上高は前期比12.3％増の171億円、営業損益は14億2800万円の赤字（前期30億4800万円の赤字）、経常損益は4億9000万円の赤字（同28億4300万円の赤字）だった。

最終損失を計上したことで純資産は前の期から12億8300万円減少し、27億8200万円となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、最終損益が9億5000万円の赤字となる見通しを明らかにした。営業損益は500万円の黒字、経常損益は4億2000万円の赤字を予想。売上高は前期比1.5％増の174億円を見込んでいる。