タケエイ 2013年3月期 売上高38.8%増 純利益138.1%増

タケエイ（2151・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が38.8%、純利益が138.1%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年3月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

タケエイは5月15日午後3時55分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は38.8%増の242億円となり、前の期より67億7500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は75.5%増の36億8600万円だった。営業利益率は前の期より3.2ポイント上昇し15.2%となった。経常利益は87.5%増の34億9600万円、純利益は138.1%増の20億7200万円だった。自己資本利益率（ROE）は15.1%となり、前の期の7.1%より8.0ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は331円71銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は1.0%減の240億円と、2億3100万円の減収を見込む。営業利益は18.6%減の30億円、経常利益は22.8%減の27億円を計画。EPSは73円48銭を予想している。