エンシュウ 2013年3月期 売上高3.8%増 純利益159.4%増

エンシュウ（6218・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が3.8%、純利益が159.4%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が13.1%増となる一方、純利益は31.6%減を予想している。

エンシュウは5月15日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.8%増の291億円となり、前の期より10億6000万円増加。本業のもうけを示す営業利益は76.1%増の21億8400万円だった。営業利益率は7.5%となり、前の期の4.4%から3.1ポイント上昇した。経常利益は135.7%増の23億3900万円、純利益は159.4%増の20億7600万円だった。自己資本利益率（ROE）は34.5%と、前の期の18.1%より16.4ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は32円89銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は13.1%増の329億円と、38億1900万円の増収を見込む一方、営業利益は10.3%減の19億6000万円、経常利益は27.8%減の16億9000万円の減益となる見通し。EPSは22円49銭を予想している。