高圧ガス工業 2013年3月期 売上高3.1%増 純利益1.2%減

高圧ガス工業（4097・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ3.1%増加したが、純利益は1.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は49円02銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高0.9%増、純利益7.3%増、1株当たり純利益（EPS）52円17銭を見込んでいる。

高圧ガス工業は5月15日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.1%増の752億円となり、前の期より22億9600万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は16.8%減の43億円だった。営業利益率は前の期の7.1%より1.4ポイント低い5.7%だった。経常利益は12.7%減の48億3600万円、純利益は1.2%減の27億円だった。自己資本利益率（ROE）は7%と、前の期の7.5%より0.5ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は0.9%増の760億円を計画。営業利益は2.3%増の44億円を予想。経常利益は3.3%増の50億円、純利益は7.3%増の29億円、EPSは52円17銭を見込んでいる。