ゼット 2013年3月期 売上高2.0%減 最終赤字2億4800万円

ゼット（8135・大証2部）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は2億4800万円となり、前の期の3億円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年3月期は最終黒字が1億1000万円、1株当たり純利益（EPS）5円61銭を見込んでいる。

ゼットは5月15日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は2億4800万円の赤字だった。前の期の3億の赤字からは損失幅が5200万円縮小した。売上高は前期比2.0％減の382億円、営業損益は3億7400万円の赤字（前期1億3200万円の赤字）、経常損益は3億2400万円の赤字（同4700万円の赤字）だった。

最終損失の計上により純資産は前の期から2億1900万円減少し、73億4800万円となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が0.1%増の386億円となる見通しを明らかにした。営業損益は1億5000万円の黒字を計画。経常損益は2億円の黒字、最終損益は1億1000万円の黒字、EPSは5円61銭を見込んでいる。