東京テアトル 2013年3月期 売上高3.8%増 最終赤字6億1700万円

東京テアトル（9633・東証1部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は1億6600万円、最終赤字は6億1700万円だった。2014年3月期は最終黒字が8億円、1株当たり純利益（EPS）10円13銭を見込んでいる。

東京テアトルは5月15日午後1時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は1億6600万円の赤字（前期6億1400万円の黒字）、経常損益は4億9200万円の赤字（同2億6400万円の黒字）、最終損益は6億1700万円の赤字（同1億8100万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比3.8％増の188億円だった。

最終損失を計上したことで純資産は125億円となり、前の期より2億2700万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が13.9%減の162億円となる見通しを明らかにした。営業損益は1000万円の黒字を計画。経常損益は1億9000万円の赤字、最終損益は8億円の黒字、EPSは10円13銭を見込んでいる。