DMS 2013年3月期 売上高2.9%減 純利益70.6%増

ディーエムエス（9782・ジャスダック）が5月17日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は2.9%の減収となったが、営業利益は39.3%、純利益は70.6%増加した。1株当たり純利益（EPS）は102円44銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高1.1%増、純利益9.0%増、1株当たり純利益（EPS）111円62銭を見込んでいる。

DMSは5月17日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.9%減の173億円となり、前の期より5億2400万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は39.3%増の11億700万円と増益を確保。営業利益率は前の期より2ポイント上昇し6.4%となった。経常利益は44.7%増の10億5700万円、純利益は70.6%増の5億9600万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.6%となり、前の期の5.4%より3.2ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は1.1%増の175億円を計画。営業利益は2.0%増の11億3000万円を予想。経常利益は3.1%増の10億9000万円、純利益は9.0%増の6億5000万円、EPSは111円62銭を見込んでいる。