昭和化学 2013年3月期 売上高1.3%増 純利益30.1%減

昭和化学工業（4990・東証2部）が5月20日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.3%増加したが、純利益は30.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は8円51銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高8.1%増、純利益20.6%減、1株当たり純利益（EPS）は6円76銭を計画している。

昭和化学は5月20日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.3%増の72億1400万円となり、前の期より9000万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は30.8%減の2億1100万円だった。営業利益率は2.9%となり、前の期の4.3%から1.4ポイント低下した。経常利益は26.7%減の2億1700万円、純利益は30.1%減の8800万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.2%と、前の期の5%より1.8ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は8.1%増の78億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は19.5%減の1億7000万円、経常利益は21.9%減の1億7000万円、純利益は20.6%減の7000万円と減益を予想。EPSは6円76銭を見込んでいる。