日東製網 2013年4月期 売上高2.6%増 純利益6.7%減

日東製網（3524・東証1部）が6月14日発表した2013年4月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ2.6%増加したが、純利益は6.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は11円70銭だった。

2014年4月期は減収減益の計画。売上高13.3%減、純利益は17.8%減、1株当たり純利益（EPS）は9円62銭を見込んでいる。

日東製網は6月14日午後4時、2013年4月期の連結決算を発表した。売上高は2.6%増の178億円となり、前の期より4億5300万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は37.5%減の5億9800万円だった。営業利益率は前の期より2.2ポイント低下し3.3%となった。経常利益は14.6%減の6億6700万円、純利益は6.7%減の3億400万円だった。自己資本利益率（ROE）は11%となり、前の期の13.8%より2.8ポイント下落した。

決算と同時に2014年4月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が13.3%減の155億円となり、23億7500万円の減収となる見通し。営業利益は8.0%減の5億5000万円、経常利益は32.6%減の4億5000万円、純利益は17.8%減の2億5000万円を予想。EPSは9円62銭を見込んでいる。