日本ケミコン 2013年4-6月決算 売上高20.5%増 最終黒字10億1300万円

コンデンサー等製造の日本ケミコン（6997・東証1部）が8月5日発表した2013年4～6月の業績は黒字を回復した。

日本ケミコンは8月5日午後3時、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。本業の儲けを示す営業損益は12億7200万円の黒字となり、前年同期の16億8200万円の赤字から黒字に転じた。経常損益、最終損益も赤字を解消し、それぞれ12億9900万円の黒字、10億1300万円の黒字となった。売上高は20.5%増の266億円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比11.9％増の1040億円、営業損益は50億円の黒字（前期69億9000万円の赤字）、経常損益は36億円の黒字（同66億8500万円の赤字）、最終損益は27億円の黒字（同92億5200万円の赤字）を予想している。予想1株利益は18円97銭。