協立電機 2013年6月期 売上高2.3%減 純利益100.9%増

FA・計測制御システム構築等を手がける協立電機（6874・ジャスダック）が8月9日発表した2013年6月期の連結決算は減収増益だった。売上高は2.3%の減収となったが、営業利益は5.2%、純利益は100.9%増加した。1株当たり純利益（EPS）は151円67銭だった。

2014年6月期は純利益が16.7%減、1株当たり純利益（EPS）126円06銭を見込んでいる。

協立電機は8月9日午後3時、2013年6月期の連結決算を発表した。売上高は2.3%減の262億円となり、前の期より6億500万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は5.2%増の6億700万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.2ポイント上昇し2.3%となった。経常利益は44.0%増の9億9100万円、純利益は100.9%増の6億円だった。自己資本利益率（ROE）は8.9%と、前の期の4.8%より4.1ポイント上昇。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、売上高が3.6%増の272億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比31.8％増の8億円を計画。経常利益は同0.9％増の10億円、純利益は同16.7％減の5億円、EPSは126円06銭を見込んでいる。