ゼロ 2013年6月期 売上高4.7%増 純利益23.8%減

自動車輸送のゼロ（9028・東証2部）が8月9日発表した2013年6月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ4.7%増加したが、純利益は23.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は41円92銭だった。

2014年6月期は増収増益を計画。売上高3.2%増、純利益25.6%増、1株当たり純利益（EPS）52円65銭を見込んでいる。

ゼロは8月9日午後4時、2013年6月期の連結決算を発表した。売上高は4.7%増の600億円となり、前の期より26億8800万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は31.3%減の16億円だった。営業利益率は2.7%となり、前の期の4.1%から1.4ポイント低下した。経常利益は29.2%減の16億6000万円、純利益は23.8%減の7億1600万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.5%と、前の期の7.7%より2.2ポイント下落。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.2%増の620億円を計画。営業利益は37.5%増の22億円を予想。経常利益は35.5%増の22億5000万円、純利益は25.6%増の9億円、EPSは52円65銭を見込んでいる。