日本空港ビルデング 2014年3月期予想修正 純利益13億円→22億円

羽田空港の運営等を行う日本空港ビルデング（9706・東証1部）が10月30日、2014年3月期の業績予想を上方修正した。第2四半期の純利益予想を3億円から18億円、通期の純利益予想を13億円から22億円に増額。5月8日に発表した従来予想を上回る見通しとなった。

日本空港ビルデングは10月30日午後2時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比1.9％減の684億円から同4.0％増の725億円に41億円増額。利益予想も引き上げ、営業利益は同30.2％減の18億円から同16.4％増の30億円、経常利益は同56.9％減の11億円から同25.5％増の32億円に上方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の1359億円から71億円増額し、1430億円になる見通しとした。営業利益は前期比2.9％増の43億円から同31.6％増の55億円、経常利益は同12.7％減の32億円から同22.7％増の45億円に引き上げ。1株当たり純利益（EPS）は27円08銭を見込んでいる。