帝国繊維 2013年1-9月決算 売上高16.6%減 純利益18.5%増

リネン製品・消防用ホース等製造の帝国繊維（3302・東証1部）が11月13日発表した2013年1～9月の業績は減収増益だった。売上高は前年同期比16.6%の減収となったが、純利益が18.5%増加した。

帝国繊維は11月13日午後0時30分、2013年12月期第3四半期（2013年1～9月）の連結決算を発表した。売上高は16.6%減の218億円となり、前年同期より43億5600万円減少。一方、本業のもうけを示す営業利益は10.3%増の46億1000万円となった。営業利益率は前の期の15.9%より5.2ポイント高い21.1%だった。経常利益は10.7%増の47億3900万円、純利益は18.5%増の29億4900万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比11.3％減の300億円、営業利益は同13.2％減の50億円、経常利益は同15.0％減の50億円、純利益は同12.7％減の30億円を予想している。予想1株利益は114円72銭。