帝国繊維 2013年12月期 売上高3.1%減 純利益47.9%増

リネン製品・消防用ホース等製造の帝国繊維（3302・東証1部）が2月14日発表した2013年12月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.1%の減収となったが、営業利益は39.7%、純利益は47.9%増加した。1株当たり純利益（EPS）は194円34銭だった。

2014年12月期は増収減益の計画。売上高12.9%増、純利益5.6%減、1株当たり純利益（EPS）は183円34銭を計画している。

帝国繊維は2月14日午後0時30分、2013年12月期の連結決算を発表した。売上高は3.1%減の327億円となり、前の期より10億4200万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は39.7%増の80億5100万円と増益を確保。営業利益率は24.6%となり、前の期の17.0%から7.6ポイント上昇した。経常利益は39.5%増の82億200万円、純利益は47.9%増の50億8300万円だった。

決算と同時に2014年12月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は12.9%増の370億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は4.4%減の77億円、経常利益は4.9%減の78億円、純利益は5.6%減の48億円と減益を予想。EPSは183円34銭を見込んでいる。