タイセイ 2013年9月期 売上高10.3%増 純利益81.5%増

食品包装資材販売のタイセイ（3359・マザーズ）が11月14日発表した2013年9月期の連結決算は増収増益だった。売上高が10.3%、純利益が81.5%前の期より増加した。同時に発表した2014年9月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が6.6%増となる一方、純利益は57.9%減を予想している。

タイセイは11月14日午後3時30分、2013年9月期の連結決算を発表した。売上高は10.3%増の36億9900万円となり、前の期より3億4300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は74.3%増の1億6200万円だった。営業利益率は4.4%となり、前の期の2.8%から1.6ポイント上昇した。経常利益は57.0%増の2億円、純利益は81.5%増の1億2800万円だった。自己資本利益率（ROE）は10.8%と、前の期の9.6%より1.2ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は42円72銭。

決算と同時に2014年9月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は6.6%増の39億4200万円と、2億4200万円の増収を見込む一方、営業利益は63.7%減の5900万円、経常利益は50.2%減の1億円の減益となる見通し。EPSは14円93銭を予想している。