日本ゼオン 2013年4-6月決算 売上高11.1%増 純利益109.9%増

合成ゴム等製造の日本ゼオン（4205・東証1部）が8月6日発表した2013年4～6月の業績は増収増益となった。売上高が前年同期に比べ11.1%、純利益は109.9%増加した。

日本ゼオンは8月6日午後0時30分、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。売上高は11.1%増の724億円となり、前年同期より72億5000万円増加。本業のもうけを示す営業利益は31.7%増の86億8000万円だった。営業利益率は前の期の10.1%より1.9ポイント高い12.0%だった。経常利益は74.3%増の99億9900万円、純利益は109.9%増の61億9000万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比15.6％増の2900億円、営業利益は同13.9％増の270億円、経常利益は同7.1％増の270億円、純利益は同15.3％増の170億円を予想している。予想1株利益は73円54銭。