戸上電機製作所 2013年4-6月決算 売上高6.1%減 純利益98.8%増

配電制御機器メーカーの戸上電機製作所（6643・東証2部）が8月7日発表した2013年4～6月の業績は減収増益だった。売上高は前年同期比6.1%の減収となったが、純利益が98.8%増加した。

戸上電機製作所は8月7日午後3時、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。売上高は6.1%減の37億800万円となり、前年同期より2億3800万円減少。一方、本業のもうけを示す営業利益は7.6%増の1億円となった。営業利益率は前の期より0.3ポイント上昇し2.7%となった。経常利益は54.8%増の1億5700万円、純利益は98.8%増の1億3500万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比2.9％増の178億円、営業利益は同13.4％減の5億5000万円、経常利益は同33.8％減の5億円、純利益は同19.4％減の4億円を予想している。予想1株利益は16円07銭。