ワコム 2014年3月期予想修正 純利益73億7000万円→63億4000万円

ペンタブレットメーカーのワコム（6727・東証1部）が10月18日、2014年3月期の業績予想を下方修正した。第2四半期の純利益予想を22億9000万円から19億5000万円、通期の純利益予想を73億7000万円から63億4000万円に減額。4月30日に発表した従来予想を下回る見通しとなった。

ワコムは10月18日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比65.8％増の377億円から同51.4％増の344億円に32億6000万円減額。利益予想も引き下げ、営業利益は同33.6％増の35億5000万円から同14.8％増の30億5000万円、経常利益は同32.1％増の35億3000万円から同11.6％増の29億8000万円に下方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の880億円から65億円減額し、815億円になる見通しとした。営業利益は前期比43.8％増の113億円から同24.2％増の98億3000万円、経常利益は同50.0％増の113億円から同28.9％増の97億4000万円に引き下げ。1株当たり純利益（EPS）は37円67銭を見込んでいる。