チタン工業 2014年3月期予想修正 最終損益2億円の黒字→1億8000万円の赤字

酸化チタンメーカーのチタン工業（4098・東証1部）は11月14日、2014年3月期の業績予想を下方修正し、営業損益が9000万円の赤字、最終損益が1億8000万円の赤字となる見込みだと発表した。従来は黒字を見込んでおり、一転して営業損益段階からの赤字となる見通し。

チタン工業は11月14日午後3時、2014年3月期第2四半期（2013年4～9月）の非連結決算と通期業績予想の修正を発表した。従来予想で黒字を見込んでいた営業、経常、最終損益を赤字予想に修正した。営業損益は2億6000万円の黒字から9000万円の赤字に、経常損益は2億2000万円の黒字から1億7000万円の赤字に変更した。売上高は前期比17.0％増の60億円から同13.1％増の58億円へ引き下げた。

第2四半期の決算は売上高が7.1%増の28億8900万円、営業損益が9600万円の赤字（前年同期6200万円の黒字）だった。