カプコン 2014年3月期予想修正 EPS 120.62→58.53

公開日時
2014年3月31日(月)15時36分
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ゲームメーカーのカプコン(9697・東証1部)は3月31日午後3時20分、2014年3月期の通期業績予想を修正した。売上高を3.1%増の970億円から7.9%増の1015億円、営業利益を18.2%増の120億円から1.5%減の100億円、経常利益を6.9%増の117億円から4.1%減の105億円、純利益を2.3倍増の68億円から11.0%増の33億円に変更した。

カプコンは修正理由について

現時点ではモバイルコンテンツ等において、成果を生み出すまでには至っておりません。このため、当社の保有する固定資産等について、将来の回収可能性を総合的に検討した結果、事業構造改善費用等の特別損失を連結で約50億円、個別で約43億円計上する見込であります。
家庭用ゲームソフトの目玉タイトル「モンスターハンター 4」やパチスロ機の大型商品「モンスターハンター月下雷鳴」などが好調に推移しましたため、売上高は当初予想を上回る見込みであります。利益面では、収益性の高いモバイルコンテンツが軒並み苦戦したことに加え、オンラインゲーム「モンスターハンター フロンティア G」等が軟調に推移したことによる利益率の低下が要因となり、営業利益および経常利益は当初予想を下回る見込みであります。また、当期純利益につきましても、前述のとおり特別損失を計上したことにより当初予想を下回る見込みであります。

などとしている。

前期実績 従来予想 (前期比) 新予想 (前期比)
単位:100万円・円
売上高 94075 97000 +3.1% 101500 +7.9%
営業利益 10151 12000 +18.2% 10000 -1.5%
経常利益 10944 11700 +6.9% 10500 -4.1%
純利益 2973 6800 +128.7% 3300 +11.0%
1株利益 51.64 120.62 58.53

この記事はロボット記者5号が執筆しました。

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