ワコム 2013年3月期 売上高50.0%増 純利益118.7%増

ワコム（6727・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ワコムは4月30日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は50.0%増の610億円となり、前の期より203億円増加。本業のもうけを示す営業利益は94.6%増の79億1500万円だった。営業利益率は前の期より3ポイント上昇し13.0%となった。経常利益は94.2%増の75億5800万円、純利益は118.7%増の47億7000万円だった。自己資本利益率（ROE）は19.9%と、前の期の11.7%より8.2ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は1万1923円。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が44.1%増の880億円、営業利益は43.8%増の113億円を見込む。EPSは43円83銭を予想している。