東京応化工業 2013年3月期 売上高8.9%減 純利益42.6%増

東京応化工業（4186・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は8.9%の減収となったが、営業利益は29.0%、純利益は42.6%増加した。1株当たり純利益（EPS）は121円69銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高9.2%増、純利益34.1%増、1株当たり純利益（EPS）163円08銭を見込んでいる。

東京応化工業は5月8日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.9%減の729億円となり、前の期より71億1800万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は29.0%増の78億7200万円と増益を確保。営業利益率は10.8%となり、前の期の7.6%から3.2ポイント上昇した。経常利益は26.0%増の86億1700万円、純利益は42.6%増の54億4300万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.5%となり、前の期の3.3%より1.2ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.2%増の796億円を計画。営業利益は41.0%増の111億円を予想。経常利益は34.6%増の116億円、純利益は34.1%増の73億円、EPSは163円08銭を見込んでいる。