キッセイ薬品 2013年3月期 売上高3.3%減 純利益5.2%増

キッセイ薬品工業（4547・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.3%の減収となったが、営業利益は4.0%、純利益は5.2%増加した。1株当たり純利益（EPS）は97円52銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高1.5%増、純利益17.6%増、1株当たり純利益（EPS）114円63銭を見込んでいる。

キッセイ薬品は5月8日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.3%減の624億円となり、前の期より21億2700万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.0%増の77億6100万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.8ポイント上昇し12.4%となった。経常利益は6.3%増の88億4900万円、純利益は5.2%増の50億1900万円だった。自己資本利益率（ROE）は前の期と変わらずの3.9%だった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は1.5%増の634億円を計画。営業利益は1.8%増の79億円を予想。経常利益は0.1%増の88億5000万円、純利益は17.6%増の59億円、EPSは114円63銭を見込んでいる。