カプコン 2013年3月期 売上高14.6%増 純利益55.8%減

カプコン（9697・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ14.6%増加したが、純利益は55.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は51円64銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.1%増、純利益128.7%増、1株当たり純利益（EPS）118円91銭を見込んでいる。

カプコンは5月8日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は14.6%増の940億円となり、前の期より120億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は17.6%減の101億円だった。営業利益率は前の期より4.2ポイント低下し10.8%となった。経常利益は7.4%減の109億円、純利益は55.8%減の29億7300万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.9%と、前の期の11.5%より6.6ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.1%増の970億円を計画。営業利益は18.2%増の120億円を予想。経常利益は6.9%増の117億円、純利益は128.7%増の68億円、EPSは118円91銭を見込んでいる。