東京鋼鐵 2013年3月期 売上高5.4%減 純利益7.2%減

東京鋼鐵（5448・ジャスダック）の2013年3月期非連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.4%、純利益が7.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は47円42銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高7.2%増、純利益12.8%減、1株当たり純利益（EPS）は41円36銭を計画している。

東京鋼鐵は5月9日午後3時10分、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は5.4%減の153億円となり、前の期より8億7100万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は11.6%減の12億9000万円。営業利益率は8.4%となり、前の期の9.0%から0.6ポイント低下した。経常利益は14.2%減の13億4600万円、純利益は7.2%減の8億2500万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.8%となり、前の期の6.7%より0.9ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は7.2%増の165億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は10.2%減の11億6000万円、経常利益は10.9%減の12億円、純利益は12.8%減の7億2000万円と減益を予想。EPSは41円36銭を見込んでいる。