鬼怒川ゴム 2013年3月期 売上高6.2%減 純利益25.0%減

鬼怒川ゴム工業（5196・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より6.2%、純利益が25.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は59円13銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高6.5%増、純利益5.6%増、1株当たり純利益（EPS）62円47銭を見込んでいる。

鬼怒川ゴムは5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.2%減の662億円となり、前の期より43億8900万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は23.5%減の63億8300万円。営業利益率は9.6%となり、前の期の11.8%から2.2ポイント低下した。経常利益は17.6%減の70億4600万円、純利益は25.0%減の39億7500万円だった。自己資本利益率（ROE）は17.1%となり、前の期の28.7%より11.6ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.5%増の705億円を計画。営業利益は17.5%増の75億円を予想。経常利益は7.9%増の76億円、純利益は5.6%増の42億円、EPSは62円47銭を見込んでいる。