リンテック 2013年3月期 売上高5.0%減 純利益11.2%減

リンテック（7966・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.0%、純利益が11.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は102円83銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高10.0%増、純利益36.7%増、1株当たり純利益（EPS）140円57銭を見込んでいる。

リンテックは5月9日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.0%減の1908億円となり、前の期より100億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は24.4%減の105億円。営業利益率は前の期の7.0%より1.5ポイント低い5.5%だった。経常利益は19.3%減の109億円、純利益は11.2%減の76億8100万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.6%と、前の期の6.6%より1ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は10.0%増の2100億円を計画。営業利益は42.0%増の150億円を予想。経常利益は36.6%増の150億円、純利益は36.7%増の105億円、EPSは140円57銭を見込んでいる。