ホッカン 2013年3月期 売上高3.5%減 純利益31.9%増

ホッカンホールディングス（5902・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.5%の減収となったが、営業利益は6.8%、純利益は31.9%増加した。1株当たり純利益（EPS）は45円23銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高0.1%増、純利益1.9%増、1株当たり純利益（EPS）46円08銭を見込んでいる。

ホッカンは5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.5%減の1669億円となり、前の期より61億4200万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は6.8%増の49億3700万円と増益を確保。営業利益率は3.0%となり、前の期の2.7%から0.3ポイント上昇した。経常利益は11.4%増の59億6400万円、純利益は31.9%増の30億4200万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.1%と、前の期の5.9%より1.2ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は0.1%増の1670億円を計画。営業利益は1.3%増の50億円を予想。経常利益は0.6%増の60億円、純利益は1.9%増の31億円、EPSは46円08銭を見込んでいる。