日本ピラー工業 2013年3月期 売上高14.7%減 純利益28.8%減

日本ピラー工業（6490・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より14.7%、純利益が28.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は64円23銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高11.0%増、純利益6.9%増、1株当たり純利益（EPS）68円68銭を見込んでいる。

日本ピラー工業は5月10日午後1時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は14.7%減の188億円となり、前の期より32億5500万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は37.1%減の23億9300万円。営業利益率は12.7%となり、前の期の17.2%から4.5ポイント低下した。経常利益は34.0%減の25億2200万円、純利益は28.8%減の15億8900万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.7%となり、前の期の8.5%より2.8ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は11.0%増の209億円を計画。営業利益は17.0%増の28億円を予想。経常利益は11.0%増の28億円、純利益は6.9%増の17億円、EPSは68円68銭を見込んでいる。