TDF 2013年3月期 売上高5.2%減 純利益21.5%増

TDF（5641・東証2部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は5.2%の減収となったが、営業利益は8.8%、純利益は21.5%増加した。1株当たり純利益（EPS）は32円35銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高0.4%減、純利益は43.4%減、1株当たり純利益（EPS）は18円32銭を見込んでいる。

TDFは5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.2%減の218億円となり、前の期より11億8900万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は8.8%増の5億3000万円と増益を確保。営業利益率は2.4%となり、前の期の2.1%から0.3ポイント上昇した。経常利益は29.3%増の6億7700万円、純利益は21.5%増の5億1200万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.1%となり、前の期の6.4%より0.7ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が0.4%減の218億円となり、9300万円の減収となる見通し。営業利益は36.0%減の3億4000万円、経常利益は33.6%減の4億5000万円、純利益は43.4%減の2億9000万円を予想。EPSは18円32銭を見込んでいる。