三菱化工機 2013年3月期 売上高31.6%増 最終赤字9億8700万円

三菱化工機（6331・東証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は9億8700万円の赤字となり、前の期の2億6800万円の赤字より損失が7億1900万円拡大した。2014年3月期は最終黒字が2億5000万円、1株当たり純利益（EPS）3円16銭を見込んでいる。

三菱化工機は5月15日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比31.6％増の467億円、営業損益は11億9000万円の赤字（前期1億7900万円の黒字）、経常損益は8億円の赤字（同2億5900万円の黒字）だった。最終損益は9億8700万円の赤字（同2億6800万円の赤字）。

最終損失を計上したことで純資産は前の期から9億2900万円減少し、192億円となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が19.8%減の375億円となる見通しを明らかにした。営業損益は4億円の黒字を計画。経常損益は4億円の黒字、最終損益は2億5000万円の黒字、EPSは3円16銭を見込んでいる。