大気社 2013年3月期 売上高13.9%増 純利益41.8%増

大気社（1979・東証1部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が13.9%、純利益が41.8%前の期より増加した。ただ、同時に発表した2014年3月期の業績予想は、一転して減収減益となる見通しを示した。

大気社は5月15日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は13.9%増の2160億円となり、前の期より263億円増加。本業のもうけを示す営業利益は17.9%増の98億1500万円だった。営業利益率は4.5%となり、前の期の4.4%から0.1ポイント上昇した。経常利益は18.8%増の107億円、純利益は41.8%増の62億円だった。自己資本利益率（ROE）は8.7%と、前の期の6.6%より2.1ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は170円99銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益の見通しを示した。売上高は0.5%減の2150億円と、10億5100万円の減収を見込む。営業利益は4.2%減の94億円、経常利益は6.8%減の100億円を計画。EPSは157円18銭を予想している。