京都きもの友禅 2013年3月期 売上高4.5%減 純利益66.5%減

京都きもの友禅（7615・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.5%、純利益が66.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は38円34銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高9.8%増、純利益194.6%増、1株当たり純利益（EPS）112円94銭を見込んでいる。

京都きもの友禅は4月25日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.5%減の166億円となり、前の期より7億8800万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は10.2%減の26億800万円。営業利益率は15.6%となり、前の期の16.6%から1ポイント低下した。経常利益は9.5%減の26億7200万円、純利益は66.5%減の5億6100万円だった。自己資本利益率（ROE）は5%となり、前の期の15.8%より10.8ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.8%増の183億円を計画。営業利益は8.6%増の28億3400万円を予想。経常利益は7.6%増の28億7600万円、純利益は194.6%増の16億5400万円、EPSは112円94銭を見込んでいる。