積水化学 2013年3月期 売上高7.0%増 純利益7.3%増

積水化学工業（4204・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

積水化学は4月26日午後1時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.0%増の1兆324億円となり、前の期より673億円増加。本業のもうけを示す営業利益は9.2%増の596億円だった。営業利益率は前の期の5.7%より0.1ポイント高い5.8%だった。経常利益は12.0%増の606億円、純利益は7.3%増の301億円だった。自己資本利益率（ROE）は7.8%となり、前の期の8.1%より0.3ポイント悪化。1株当たり純利益（EPS）は58円53銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が4.4%増の1兆780億円、営業利益は24.1%増の740億円を見込む。EPSは67円79銭を予想している。