積水化学 2014年3月期予想修正 純利益350億円→420億円

建材・プラスチック製品等製造の積水化学工業（4204・東証1部）は10月30日、2014年3月期の業績予想を上方修正し、純利益が420億円となる見込みだと発表した。従来は350億円を予想していた。あわせて発表した2013年4～9月の業績は純利益が78.2%増だった。

積水化学は10月30日午後1時30分、2014年3月期第2四半期（2013年4～9月）の連結決算と通期業績予想の修正を発表した。通期予想は売上高を従来予想の1兆780億円から1兆1000億円に増額。営業利益予想は810億円、経常利益予想は790億円に引き上げた。修正後の1株当たり純利益（EPS）は81円20銭。

第2四半期の決算は売上高が3.3%増の5330億円、営業利益が前年同期比49.9％増の375億円だった。営業利益率は7.0%となり、前の期の4.8%から2.2ポイント上昇した。