栗田工業 2013年3月期 売上高7.0%減 純利益30.7%減

栗田工業（6370・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より7.0%、純利益が30.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は92円43銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高6.0%増、純利益22.0%増、1株当たり純利益（EPS）117円48銭を見込んでいる。

栗田工業は4月30日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.0%減の1801億円となり、前の期より136億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は28.6%減の209億円。営業利益率は前の期の15.2%より3.5ポイント低い11.7%だった。経常利益は27.4%減の220億円、純利益は30.7%減の114億円だった。自己資本利益率（ROE）は5.5%と、前の期の8.1%より2.6ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.0%増の1910億円を計画。営業利益は12.0%増の235億円を予想。経常利益は8.9%増の240億円、純利益は22.0%増の140億円、EPSは117円48銭を見込んでいる。