栗田工業 2014年3月期予想修正 純利益140億円→90億円

水処理事業を手がける栗田工業（6370・東証1部）が10月11日、2014年3月期の業績予想を下方修正した。第2四半期の純利益予想を61億円から41億円、通期の純利益予想を140億円から90億円に減額。4月30日に発表した従来予想を下回る見通しとなった。

栗田工業は10月11日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比0.3％増の905億円から同8.4％減の827億円に78億円減額。利益予想も引き下げ、営業利益は同7.9％減の100億円から同38.3％減の67億円、経常利益は同10.0％減の102億円から同37.4％減の71億円に下方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の1910億円から150億円減額し、1760億円になる見通しとした。営業利益は前期比12.0％増の235億円から同28.5％減の150億円、経常利益は同8.9％増の240億円から同28.3％減の158億円に引き下げ。1株当たり純利益（EPS）は75円53銭を見込んでいる。