栗田工業 2013年4-6月決算 売上高9.2%減 純利益48.6%減

水処理事業を手がける栗田工業（6370・東証1部）が7月30日発表した2013年4～6月の業績は減収減益だった。売上高が前年同期に比べ9.2%、純利益は48.6%減少した。

栗田工業は7月30日午後3時、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。売上高は9.2%減の365億円となり、前年同期より37億1500万円減少。本業のもうけを示す営業利益は40.9%減の25億6800万円だった。営業利益率は7.0%となり、前の期の10.8%から3.8ポイント低下した。経常利益は37.5%減の28億7000万円、純利益は48.6%減の18億300万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比6.0％増の1910億円、営業利益は同12.0％増の235億円、経常利益は同8.9％増の240億円、純利益は同22.0％増の140億円を予想している。予想1株利益は117円48銭。