テレビ朝日 2013年3月期 売上高5.8%増 純利益20.5%増

テレビ朝日（9409・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が5.8%、純利益が20.5%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は89円91銭だった。

2014年3月期は純利益が5.2%増、1株当たり純利益（EPS）94円58銭を見込んでいる。

テレビ朝日は4月30日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.8%増の2537億円となり、前の期より139億円増加。本業のもうけを示す営業利益は28.2%増の134億円だった。営業利益率は5.3%となり、前の期の4.4%から0.9ポイント上昇した。経常利益は19.7%増の157億円、純利益は20.5%増の90億3000万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.6%となり、前の期の3.1%より0.5ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が2.5%増の2600億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比4.4％増の140億円を計画。経常利益は同1.3％減の155億円、純利益は同5.2％増の95億円、EPSは94円58銭を見込んでいる。