日本合成化学 2013年3月期 売上高5.4%増 純利益158.6%増

日本合成化学工業（4201・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

日本合成化学は5月8日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.4%増の919億円となり、前の期より47億3300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は66.6%増の118億円だった。営業利益率は12.9%となり、前の期の8.2%から4.7ポイント上昇した。経常利益は83.0%増の123億円、純利益は158.6%増の81億5800万円だった。自己資本利益率（ROE）は13.4%と、前の期の5.7%より7.7ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は83円75銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が19.6%増の1100億円、営業利益は30.7%増の155億円を見込む。EPSは100円61銭を予想している。