精工技研 2013年3月期 売上高4.3%増 最終赤字1億2600万円

精工技研（6834・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は1億9000万円、最終赤字は1億2600万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

精工技研は5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は1億9000万円の赤字（前期300万円の黒字）、経常損益は3000万円の赤字（同4500万円の黒字）、最終損益は1億2600万円の赤字（同3300万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比4.3％増の49億8600万円だった。

純資産は前の期から2億5600万円増加し、195億円となった。自己資本比率は93.9%となり、前の期より0.5ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は2億5000万円の黒字、経常損益は3億3000万円の黒字、最終損益は5000万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は5円47銭を見込んでいる。