シーキューブ 2013年3月期 売上高12.2%増 純利益16.9%増

シーキューブ（1936・名証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が12.2%、純利益が16.9%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が3.0%増となる一方、純利益は10.5%減を予想している。

シーキューブは5月10日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は12.2%増の543億円となり、前の期より59億3200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は26.2%増の28億9800万円だった。営業利益率は前の期より0.6ポイント上昇し5.3%となった。経常利益は22.9%増の30億7600万円、純利益は16.9%増の17億8800万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.5%となり、前の期の5.9%より0.6ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は66円40銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は3.0%増の560億円と、16億1800万円の増収を見込む一方、営業利益は13.8%減の25億円、経常利益は12.2%減の27億円の減益となる見通し。EPSは59円41銭を予想している。