太平電業 2013年3月期 売上高7.6%減 純利益15.6%減

太平電業（1968・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より7.6%、純利益が15.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は57円90銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高5.9%減、純利益は54.5%減、1株当たり純利益（EPS）は26円34銭を見込んでいる。

太平電業は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.6%減の681億円となり、前の期より55億7100万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は30.8%減の38億5400万円。営業利益率は前の期の7.6%より1.9ポイント低い5.7%だった。経常利益は29.4%減の42億600万円、純利益は15.6%減の22億4200万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.3%と、前の期の5.3%より1ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が5.9%減の641億円となり、40億4400万円の減収となる見通し。営業利益は53.3%減の18億円、経常利益は56.0%減の18億5000万円、純利益は54.5%減の10億2000万円を予想。EPSは26円34銭を見込んでいる。