ラウンドワン 2013年3月期 売上高4.1%減 純利益78.4%減

ラウンドワン（4680・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.1%、純利益が78.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は6円31銭だった。

あわせて2014年3月期は75億円の最終赤字となる見通しを明らかにした。

ラウンドワンは5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.1%減の859億円となり、前の期より36億6500万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は27.9%減の115億円。営業利益率は前の期の17.9%より4.4ポイント低い13.5%だった。経常利益は28.4%減の82億1700万円、純利益は78.4%減の6億100万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.8%となり、前の期の3.5%より2.7ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、最終損益が75億円の赤字となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比0.3％増の116億円、経常利益は同2.2％増の84億円を予想。売上高は同0.1％増の860億円を見込んでいる。