伊藤ハム 2013年3月期 売上高1.9%減 純利益101.2%増

伊藤ハム（2284・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.9%の減収となったが、営業利益は96.5%、純利益は101.2%増加した。1株当たり純利益（EPS）は18円09銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.9%増、純利益25.4%増、1株当たり純利益（EPS）24円11銭を見込んでいる。

伊藤ハムは5月10日午後2時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.9%減の4388億円となり、前の期より85億7200万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は96.5%増の56億5900万円と増益を確保。営業利益率は1.3%となり、前の期の0.6%から0.7ポイント上昇した。経常利益は27.9%増の56億3100万円、純利益は101.2%増の41億4500万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.6%と、前の期の1.8%より1.8ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.9%増の4560億円を計画。営業利益は23.7%増の70億円を予想。経常利益は42.1%増の80億円、純利益は25.4%増の52億円、EPSは24円11銭を見込んでいる。