加藤製作所 2013年3月期 売上高0.9%増 純利益37.7%減

加藤製作所（6390・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.9%増加したが、純利益は37.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は28円09銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高5.0%増、純利益33.6%増、1株当たり純利益（EPS）37円54銭を見込んでいる。

加藤製作所は5月10日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.9%増の581億円となり、前の期より5億1400万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は36.3%減の20億2800万円だった。営業利益率は前の期の5.5%より2ポイント低い3.5%だった。経常利益は32.3%減の22億5300万円、純利益は37.7%減の16億4600万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.8%となり、前の期の8.3%より3.5ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は5.0%増の610億円を計画。営業利益は47.9%増の30億円を予想。経常利益は46.4%増の33億円、純利益は33.6%増の22億円、EPSは37円54銭を見込んでいる。