トータルメディカルサービス 2013年3月期 売上高37.0%増 純利益45.3%減

トータル・メディカルサービス（3163・ジャスダック）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ37.0%増加したが、純利益は45.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は111円26銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高9.2%減、純利益は21.3%減、1株当たり純利益（EPS）は87円59銭を見込んでいる。

トータルメディカルサービスは5月14日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は37.0%増の113億円となり、前の期より30億7400万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は15.8%減の4億8300万円だった。営業利益率は前の期の6.9%より2.7ポイント低い4.2%だった。経常利益は17.2%減の4億7800万円、純利益は45.3%減の1億6500万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.6%と、前の期の14.2%より6.6ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が9.2%減の103億円となり、10億5300万円の減収となる見通し。営業利益は19.1%減の3億9100万円、経常利益は19.7%減の3億8400万円、純利益は21.3%減の1億3000万円を予想。EPSは87円59銭を見込んでいる。