ヤマダコーポレーション 2013年3月期 売上高0.4%減 純利益28.2%増

ヤマダコーポレーション（6392・東証2部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は0.4%の減収となったが、営業利益は31.0%、純利益は28.2%増加した。1株当たり純利益（EPS）は54円10銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高1.5%増、純利益15.0%減、1株当たり純利益（EPS）は45円98銭を計画している。

ヤマダコーポレーションは5月14日午後1時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.4%減の82億7900万円となり、前の期より3300万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は31.0%増の10億4600万円と増益を確保。営業利益率は前の期の9.6%より3ポイント高い12.6%だった。経常利益は33.0%増の9億3100万円、純利益は28.2%増の6億4700万円だった。自己資本利益率（ROE）は14.7%となり、前の期の13.2%より1.5ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は1.5%増の84億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は21.6%減の8億2000万円、経常利益は17.4%減の7億7000万円、純利益は15.0%減の5億5000万円と減益を予想。EPSは45円98銭を見込んでいる。